バイデン大統領が大統領選から撤退を表明し、ハリス大統領を後継候補として指名しました。
そんな中、ネットでハリス副大統領の名前を検索すると「不人気」というワードが表示されます。
なぜなのでしょうか?
そこで、今回は
・ハリス副大統領が不人気だと言われるのはなぜ?
・ハリス副大統領が不人気から脱出する方法はある?
について調査しました。
ハリス副大統領が不人気だと言われるのは支持率が低迷しているから
出典元:朝日新聞デジタル
最近の世論調査について調査したところ、ハリス副大統領の支持率が低迷していることが分かりました。
実は、ハリス副大統領は、就任当初から支持率が低下し続けています。
そもそも、なぜ、ハリス副大統領はこんなにも不人気(支持率が低迷)しているのでしょうか?
ハリス副大統領が不人気だと言われる6つの理由
出典元:読売新聞オンライン
ハリス副大統領について調査したところ、不人気だと言われる理由が大きく分けると6つあることが分かりました。
1つずつ見ていきましょう!
①政策での具体的な成果が見えない
バイデン政権で移民政策の陣頭指揮を執っていたのが、ハリス副大統領です。
しかし
国境危機への対応が遅れているのではないか
具体的な成果が見えてこない
このような批判の声が挙がっています。
また、移民問題に関しては、そもそもの支持率が低いという点もあります。
つまり、アメリカ国民の多くは、移民に反対をしているというのが現状のようです。
②不適切な表現が目立つ
ハリス副大統領と言えば、不適切な発言でも批判されることもあります。
話題となった発言の1つとして2022年のコロナ禍で
アメリカ社会の現状を「マレーズ(沈滞)」と表現した
ことがありました。
アメリカ国民にとって、この発言は、過去の大統領選での敗北を連想される不適切な表現だったとして批判されました。
③女性初・アジア系初の副大統領だった
ハリス副大統領は、女性初・有色人種初の副大統領ということもあり、性別や人種によって支持率に大きな差があります。
つまり、根強い差別意識が一部では現在もあるようです。
そのため、ハリス副大統領の発言や言動には、注目が集まってしまいます。
その結果、小さなミスでも大きく取り上げられてしまうという部分は少なからずあるのかもしれません。
実際に、ハリス副大統領の外見や言動に対する批判が、男性政治家と比較すると過剰ではないかという意見もあるようです。
④スタッフの離職率が高い
ハリス副大統領が、上院議員時代、事務所スタッフの離職率が最も高かったようです。
また、副大統領就任後も幹部の退任が続いているようです。
このようなスタッフとの不和や対立が報じられる中で
と信頼を損なう要因の1つなってしまっている部分が少なからずあるようです。
⑤実績・経験不足
ハリス副大統領の場合、副大統領就任前の経験や実績が不足していると感じている方もいるようです。
特に外交や国防に関して目立った成果が少ないことが指摘されているようです。
また、副大統領に就任後も、どの程度、重要政策決定に関与しているのか、不透明であることも要因の1つとなっています。
実際に、どのような貢献をしているのかが見えにくいと、アメリカ国民も評価しにくいという点があるのかもしれません。
⑥期待とのギャップ
ハリス副大統領が不人気と言われる理由の大きな部分として、期待値が高かったというところも1つの理由として挙げられます。
人の評価が上がる時というのは「期待を超えた」時です。
つまり、期待値が高いと、そもそも超える壁が高くなってしまい、評価が上がりにくくなってしまいます。
周囲からの評価や信用を高めようと思えば、期待値を超えなければなりません。
ハリス副大統領に対する期待値が非常に高かったことこそ、不人気と言われる1番の理由なのかもしれません。
ハリス副大統領が不人気から脱出する3つの戦略
出典元:毎日新聞
ハリス副大統領は、不人気からの脱出(支持率回復)に向けて3つの戦略を検討していると言われています。
・新たな政策イニシアチブの打ち出し
・メディア戦略の見直し
・党内結束の強化
ハリス副大統領は批判されているだけでなく、もちろん評価もされています。
特に、中東政策においては、一時的な停戦を呼びかけるなどのような、柔軟さが高評価です。
ハリス陣営は、このようなハリス大統領ならではの見識や経験値をアピールしていくと見られています。
ハリス副大統領の思いや考えを伝えることで、アメリカ国民のハリス副大統領に対する印象が大きく変わる可能性はあるでしょう。
まとめ
今回は、ハリス副大統領の名前を検索すると「不人気」というワードが表示される理由について調査しました。
ハリス副大統領の政策成果が見えにくい点や、実績不足なども理由の1つになっていると思われますが、それ以上に「女性初・アジア系初」の副大統領という期待値の高さも理由となっているようです。
期待値が高いことで、評価が上がりにくく、また些細なミスも目立ってしまうという点も少なからずあると思われます。
その一方で、外交における柔軟さなどは高評価であり、2024年に大統領選に向けてますます今後の動向に注目を集めそうです。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。